続きをやること



新しい年になって、片付けたばかりの机には昨年からの続きの仕事が並んでいます。

以前の自分なら、その仕事を年末までに終わらせようと頑張ったはず。

そうしないと気持ち良くお正月を迎えられないような気がしていたからだけど、

でもやり残していたからって特に問題も無く、平和な良いお正月でした。


何かの記事で読んだのだと思うけれど、

その日の仕事をその日のうちに全部終わらせないで、少しだけ残して置くのだと

誰かが言っていました。

そして翌日には、前日の仕事の続きをすることに決まっているから

今日初めに何をやるべきかと迷わないし、

前日の仕事が完成した後は、そのままの集中力で次の仕事に取り掛かれて、

1日が無駄なく過ごせるというわけ。

そんなふうにうまく行くのか?と疑いながら試してみたところ

このやり方は意外と自分に合っていて、なかなか良い感じで日々の作業が進んでいます。


今日の作業が今日のうちに終わらなくたって、急ぎのことでなければ困らないのに

なぜか、あとちょっとで終わるから…と無理をしようとする癖がある。

翌日丁寧にやった方がずっといいのにね。

みなさんはどうしているのでしょう。

次の日のためにちょっと残して置く、という言葉は魔法のように

自分のなかの意味のないこだわりを解いて楽にしてくれました。

締め切りギリギリ号と夜中まで作業する号の出動は最近だいぶ無くなって

オトナになるのに何十年もかかったなって気がします。







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