晴れの日が続いてこの先もまた穏やかな天気になるのかと
期待していたところ、雲行きが怪しくなって
あっというまに吹雪・・みたいな状況ですが、
さすがに2年経ってだいぶ慣れてきました。
淡々と出来ることをやりながら過ごしています。
この春は帯広で久し振りの作品展ができるかなと、
淡い計画を立てていましたが、感染が広がってしまうと難しいかな・・
また振り出しに戻って計画の立て直しです。
新しい方法や別の考え方を試してみる時なんでしょうね。
よく考えたら、失敗したってそんなに大変なことにもならないから
販売の仕方も色々試してみたいと思います。
作りかけだったブローチには何か足りない感じだったので
分解したネックレスのパーツを移植しまして
新しいブローチに作り直しているところです。
このあと裏側に針を取り付けるための仕組みを作って
全体の仕上げをしていきます。
金具を付ける作業は本体にバーナーの火を当てることになりますが
銀は火を当てた後は表面に火ムラという黒っぽい被膜が出来てしまうため
全体をひと通り薄く磨き取らないときれいな銀色にならないのです。
だから研磨作業は一番最後に、火を使う作業が全て終わってからおこないます。
火ムラの問題があるため完成したジュエリーにはなるべく火を使いたくないですが
リングのサイズ直しとか、致し方無い場合もあります。
この辺の事情は使う方にはなかなか周知されていないので説明が難しいところですね。
火ムラを全て磨き取って仕上がった銀はとても美しいので
面倒でもこの作業は欠かせません。